大谷翔平のオープン戦2026成績を総括!161キロと11奪三振、開幕二刀流の舞台裏
2026年の大谷翔平は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を経て、ドジャースで3年ぶりとなる開幕二刀流に挑んだ。オープン戦では3月18日(日本時間19日)のジャイアンツ戦で今季初登板し、4回1/3を1安打無失点、4奪三振、最速約161キロという圧巻の投球を披露。その一方、WBC後初の打者出場では3打数無安打に終わり、翌日のアスレチックス戦ではスタメンを外れた。 (あわせて読みたい:【結婚後の現在】神木隆之介は俳優活動を続けている?)
さらに、3月24日(日本時間25日)のエンゼルス戦では今季初の投打二刀流で出場し、投手として11奪三振を記録。打撃の調整と投球の実戦復帰を並行させた春だった。2026年10月31日現在、レギュラーシーズンとポストシーズンはすでに終了している。春の好調が実際のシーズンでどう結実し、どこに課題を残したのかまで振り返る。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 投手成績: ジャイアンツ戦で4回1/3、1安打無失点、4奪三振。最速99.9マイル(約160.8キロ)を記録。
- 打撃成績: WBC後のパドレス戦では3打数無安打。アスレチックス戦では主力選手の多くが休養するなか、スタメンを外れた。
- 二刀流復帰: エンゼルス戦では4回を投げて11奪三振。開幕から投打二刀流を実現したが、シーズン終盤は負傷の影響で投手活動を休止した。
【2026年最新】大谷翔平のオープン戦は投打でどんな成績だった?
2026年春の大谷翔平を評価するうえで、最初に押さえたいのは投手と打者で調整の進み方が異なっていた点だ。
投手としては、実戦復帰の初戦から160キロを超える速球を記録し、ジャイアンツ打線を圧倒した。2度目の登板となったエンゼルス戦では、さらに奪三振能力を発揮。4回で11三振という際立った数字を残している。
一方、打者としてはWBC後の最初の試合で3打数無安打、2三振を記録した。ただし、その後のエンゼルス戦では安打も生まれており、春全体の打撃成績は決して低調一色ではない。
2026年のオープン戦における主な成績は次のとおり。
| 項目 | 2026年オープン戦成績 |
|---|---|
| 投手登板 | 2試合 |
| 投球回 | 8回1/3 |
| 投手成績 | 1勝1敗 |
| 防御率 | 3.24 |
| 奪三振 | 15 |
| 与四球 | 4 |
| 打者出場 | 5試合 |
| 打数 | 13 |
| 安打 | 4 |
| 打率 | .308 |
| 本塁打 | 0 |
| 打点 | 3 |
| OPS | .819 |
投手としては15奪三振、打者としては打率.308。オープン戦全体の数字を見ると、投打ともに開幕へ向けた準備を進めていたことが分かる。
なお、オープン戦の防御率3.24だけを見て投手の仕上がりを判断するのは適切ではない。登板ごとの投球内容、球速、奪三振、投球数の増加を合わせて評価する必要がある。
(成績出典:スポーティングニュースの2026年MLBオープン戦日本人選手成績集計)
【今季初登板】ジャイアンツ戦で4回1/3無失点!最速161キロの実力
大谷翔平の2026年オープン戦で最初の大きな注目を集めたのが、3月18日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦だった。
日本時間19日、アリゾナ州グレンデールのキャメルバックランチで先発した大谷は、昨年のワールドシリーズ第7戦以来となる実戦登板に臨んだ。
この試合の投手成績は以下のとおり。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 投球回 | 4回1/3 |
| 投球数 | 61球 |
| 被安打 | 1 |
| 失点 | 0 |
| 奪三振 | 4 |
| 与四球 | 2 |
| 最速球速 | 99.9マイル(約160.8キロ) |
特に注目されたのは、最速99.9マイルという球速だった。日本で一般的に表現される約161キロに相当する。
初回はイ・ジョンフ、パトリック・ベイリー、マット・チャプマンをわずか5球で三者凡退に抑えた。2回には二塁打を許したものの、ウィリー・アダメスから三振を奪うなど、ピンチを広げなかった。
その後も安定した投球を続け、4回1/3を1安打無失点で終了。61球を投げて4奪三振という内容だった。
ただし、完全に課題がなかったわけではない。2四球を与えており、MLB公式の記事でも制球面には改善の余地があったと報じられている。
大谷自身も2ストライクから打者を仕留める部分について、さらに改善したい意向を示していた。
この登板で重要だったのは、単に球速が戻ったことではない。長いリハビリを経た投手が、メジャーの打者を相手に実戦で4回以上投げ、球数も61球まで積み上げられた点だ。
MLB公式の試合レポートでも、復帰初戦として印象的な内容だったと評価されている。
(出典:MLB公式、スポニチアネックス、2026年3月18~19日)
【打撃不振とスタメン落ち】3打数無安打の翌日に大谷が外れた理由
投手として好スタートを切った大谷だが、WBC後の打撃復帰では少し違った結果になった。
3月20日(日本時間21日)のパドレス戦。大谷は「1番・指名打者」で先発出場し、WBC終了後初めてオープン戦の打席に立った。
結果は3打数無安打、2三振だった。
第1打席では三飛。続く第2打席では追い込まれてから外角低めの変化球に空振り三振を喫した。第3打席も低めのチェンジアップにバットが空を切り、2打席連続三振となった。
6回に第4打席が回る場面で代打が送られ、途中交代している。
この結果だけを見ると打撃の状態が心配になるが、試合前には短距離ダッシュやキャッチボールなどを行い、投手としての調整も並行していた。
つまり、打者としての感覚を取り戻す段階でありながら、投手としての準備も進めていた試合だった。
アスレチックス戦でスタメンを外れたのはなぜ?
翌3月21日(日本時間22日)のアスレチックス戦では、大谷は先発メンバーから外れた。
この試合はアリゾナでのオープン戦最終戦にあたり、大谷だけでなく主力選手の多くがスタメンに名を連ねなかった。
ドジャースは控え選手や若手を中心としたメンバーを起用し、開幕直前の選手層や控え選手の状態を確認する機会として試合を運用していた。
したがって、前日の3打数無安打だけを理由に大谷がスタメンを外れたと判断することはできない。
また、この日のスタメン落ちについて、故障を理由とする公式発表があったわけでもない。
重要なのは、打撃不振による懲罰的なベンチスタートと、開幕直前の主力選手の休養を混同しないことだ。
春季キャンプ終盤は、レギュラー選手が毎試合フル出場する必要はない。開幕までにコンディションを整えることが優先されるため、出場しない試合があること自体は珍しくない。
(出典:日刊スポーツ、2026年3月21日、True Blue LAのドジャース対アスレチックス戦メンバー情報)
【エンゼルス戦で11奪三振】大谷翔平が披露した二刀流の完成度
2026年春の投球内容を語るうえで、最も印象的だったのが3月24日(日本時間25日)のロサンゼルス・エンゼルス戦だ。
大谷にとって、オープン戦最後の登板となったこの試合では、「1番・投手兼指名打者」として出場。マウンドだけでなく打席にも立つ、今季初のオープン戦での本格的な二刀流出場だった。
投手成績は次のとおり。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 投球回 | 4回 |
| 投球数 | 86球 |
| 被安打 | 4 |
| 失点 | 3 |
| 奪三振 | 11 |
| 与四球 | 2 |
| ストライク | 49球 |
この試合の最大の見どころは、何といっても11奪三振だった。
初回にはザック・ネトとマイク・トラウトを連続三振に仕留め、三者凡退の立ち上がりを見せた。
2回には無死一、二塁のピンチを招いたが、そこから三者連続三振。さらに3回、4回にも三振を積み重ね、最終的には6者連続三振を含む11奪三振を記録した。
特にカーブとシンカーの使い方が目立った。直球だけで押すのではなく、球種を使い分けて左右の打者から三振を奪った点は、実戦復帰に向けた大きな収穫だった。
一方で、試合の最終成績は4回、4安打、3失点、2四球。86球を投げ、49球がストライクだった。
つまり、11奪三振という華やかな数字と、3失点という結果は両立している。三振を奪う能力は際立っていたものの、最後まで安定した投球を続けられたわけではない。
打撃では2打数1安打を記録した。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、春の2登板を通じた大谷の集中力や実行力を高く評価し、開幕に向けて準備が整っているとの見方を示した。
このエンゼルス戦は、単に11個の三振を奪った試合ではない。投手としての実戦感覚を取り戻しながら、打者としても出場できることを示した、開幕二刀流への最終リハーサルだった。 (あわせて読みたい:巨人の先発ローテーション2026総括!井上・竹丸の躍進と2027年の柱5人を徹底解剖)
(出典:MLB公式、TBS NEWS DIG、テレビ東京スポーツ、スポニチアネックス)
【試合別・関係者一覧】WBCから開幕までの大谷翔平の調整経過
2026年の大谷翔平を理解するには、オープン戦の個々の結果だけでなく、WBC、ドジャースの調整方針、対戦相手との関係を時系列で整理する必要がある。
| 関係する人物・チーム | 時期 | 出来事・内容 |
|---|---|---|
| 侍ジャパン | 3月 | WBCに打者として出場。ベネズエラに準々決勝で敗退 |
| ドジャース | 3月12日 | WBC期間中に4イニング、59球のライブBPを実施 |
| サンフランシスコ・ジャイアンツ | 3月18日 | オープン戦初登板。4回1/3、1安打無失点、4奪三振 |
| サンディエゴ・パドレス | 3月20日 | WBC後の打者復帰。3打数無安打、2三振 |
| オークランド・アスレチックス | 3月21日 | 主力の多くが休養する試合でスタメンを外れる |
| ロサンゼルス・エンゼルス | 3月24日 | 二刀流で先発。4回11奪三振、打撃は2打数1安打 |
| デーブ・ロバーツ監督 | 3月 | 投手としての仕上がりを確認し、開幕起用を判断 |
| クリーブランド・ガーディアンズ | 3月31日 | レギュラーシーズンで今季初の投打二刀流出場 |
WBC後の調整はどこまで進んでいた?
WBC期間中、大谷は侍ジャパンで打者に専念していた。投手として登板することはなかったが、投球練習を止めていたわけではない。
3月12日にはマイアミで4イニング、59球のライブBPを実施。打者18人と対戦し、7奪三振を記録している。
日本代表がベネズエラに敗れた後は、予定より早くドジャースのキャンプに合流。3月18日のジャイアンツ戦で実戦登板を果たした。
この経過から分かるのは、WBC出場によって投手調整が完全に中断されていたわけではないということだ。
大会中は実戦登板を避けながら、ブルペンやライブBPを活用して投球の準備を進めていた。
また、ドジャースは開幕前に大谷の登板機会を2試合設け、段階的に投球数を増やした。最初の61球から、最後のエンゼルス戦では86球まで増えている。
これは開幕ローテーション入りを見据えた実戦的な調整だった。
(出典:MLB公式、ロイター、AP通信)
【開幕二刀流は実現した?】2026年シーズンの投手成績と最新状況
オープン戦での好投を受け、大谷翔平は2026年シーズンを投打二刀流でスタートした。
3月26日に発表されたドジャースの開幕26人ロースターでは、大谷は「指名打者/投手」として登録された。
そして3月31日(日本時間4月1日)のガーディアンズ戦で、レギュラーシーズン初の投打二刀流出場を果たした。
2023年以来となる本格的な開幕二刀流への復帰が実現した形だ。
2026年レギュラーシーズンの投手成績
MLB公式のシーズン成績によると、大谷の投手成績は以下のとおり。
| 項目 | 2026年成績 |
|---|---|
| 先発登板 | 14試合 |
| 勝敗 | 8勝2敗 |
| 投球回 | 85回2/3 |
| 奪三振 | 95 |
| 防御率 | 1.79 |
| WHIP | 0.95 |
防御率1.79、95奪三振という数字は、開幕前の調整が実際の公式戦でも高い投球能力につながったことを示している。
打者としても139試合に出場し、打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁、OPS.889を記録した。
ただし、2026年はシーズンを通じて二刀流を継続できたわけではない。
7月3日が最後の登板に
大谷は左膝や右上腕二頭筋の問題を抱え、7月3日(日本時間4日)のパドレス戦を最後に投手としての登板から遠ざかった。
9月には今季中の投手復帰が難しいとの見通しを示し、打撃に専念する方針を明らかにした。
MLB公式の9月8日付報道では、大谷自身が今季中に再び投げる可能性は低いと説明。打撃に集中し、コンディションの回復を優先する考えを示している。
その後、ポストシーズンでも投手としての登板はなかった。
10月15日(日本時間16日)、ドジャースはブルワーズに敗れてナ・リーグ優勝決定シリーズ4連敗でシーズンを終えた。
シリーズ終了後、大谷は投手として最後までチームに貢献できなかったことについて、悔しさを率直に語った。
2026年は開幕二刀流を実現し、投手として8勝、防御率1.79という好成績を残した一方、シーズン後半は負傷の影響で登板を続けられなかった。
今後は2027年の投手復帰を見据え、オフシーズンのコンディション管理と調整が焦点になる。
(出典:MLB公式選手成績、MLB公式日本語版、テレビ東京スポーツ、2026年10月17日)
【よくある質問】大谷翔平のオープン戦に関するFAQ
Q1:2026年の大谷翔平のオープン戦初登板はいつ?
A1:3月18日(日本時間19日)のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦です。4回1/3を投げて1安打無失点、4奪三振、2四球。最速99.9マイル(約160.8キロ)を記録しました。
Q2:大谷翔平のオープン戦での最速球速は何キロ?
A2:約161キロです。ジャイアンツ戦で99.9マイルを計測しました。
Q3:エンゼルス戦で11奪三振を記録したのはいつ?
A3:3月24日(日本時間25日)です。4回を投げて4安打3失点、11奪三振、2四球でした。打者としても2打数1安打を記録しています。
Q4:大谷翔平がアスレチックス戦でスタメンを外れた理由は?
A4:3月21日(日本時間22日)のアリゾナ最終戦では、主力選手の多くがスタメンから外れていました。大谷個人の故障や前日の打撃結果が直接の理由だったとする公式発表はありません。
Q5:2026年は開幕から二刀流に復帰できた?
A5:はい。3月31日(日本時間4月1日)のガーディアンズ戦で、今季初の投打二刀流出場を果たしました。3年ぶりの開幕二刀流が実現しています。
Q6:2026年の大谷翔平の投手成績は?
A6:レギュラーシーズンでは14試合に先発し、8勝2敗、防御率1.79、85回2/3を投げて95奪三振でした。ただし、7月3日を最後に登板しておらず、ポストシーズンも投手としての出場はありませんでした。
まとめ:大谷翔平の2026年は開幕二刀流の実現と投手復帰への課題が残ったシーズン
2026年の大谷翔平のオープン戦は、投手としての実力を再び証明した春だった。
ジャイアンツ戦では4回1/3を1安打無失点、最速約161キロ。パドレス戦では3打数無安打となり、翌日のアスレチックス戦ではスタメンを外れたものの、主力選手の休養というチーム事情も背景にあった。
そしてエンゼルス戦では11奪三振を記録。打者としても安打を放ち、開幕二刀流への準備を整えた。
実際に2026年は投手として14試合に先発し、8勝2敗、防御率1.79を記録。春の投球内容が公式戦でも通用することを示した。
しかし、シーズン後半は左膝や右上腕二頭筋の問題によって投手活動を中断。二刀流をシーズン最後まで継続するという目標には課題を残した。
2026年のオープン戦を評価する最大のポイントは、161キロや11奪三振という瞬間的な記録だけではない。投手としての実戦復帰を果たし、開幕二刀流を実現するまでの調整過程にある。
2027年に再び投打二刀流をシーズンを通して続けられるか。その鍵を握るのは、投球能力だけでなく、打撃と投球を両立できるコンディション管理になる。
2026年の春に示した可能性を、次のシーズンでどこまで形にできるか。大谷翔平の二刀流は、次の段階に向けた準備へと移っている。 (あわせて読みたい:【2026年最新】X JAPANの生存メンバーは誰?現在の活動状況) (出典: 大谷 翔平 オープン 戦(Yahoo!ニュース))