【大の里の現在】2026年11月は九州場所で2場所連続優勝を目指す
2026年11月1日時点の大の里は、東横綱として九州場所に備えている。9月の秋場所で12勝3敗の優勝を飾った後、10月の秋巡業にも参加。19日間の日程を最後まで完走し、11月場所に向けた調整を続けている。 (あわせて読みたい:2026年の紅白は何時から?第77回の放送時間・ニュース・配信を徹底解説)

特に注目したいのが、10月31日に福岡市西区の二所ノ関部屋で行った稽古だ。大の里は四股やすり足などの基礎運動を中心に体を動かし、九州場所に向けてコンディションを整えた。
「やるべきことをしっかりとやり、週明けから状態を上げていく。体の調子はいい」
これは10月31日の共同通信による報道で伝えられた本人のコメントだ。春場所から夏場所にかけて休場が続いた時期と比較すれば、秋巡業を完走し、場所前の稽古に取り組めていることは明るい材料である。
2026年11月場所の大の里の状況
- 番付:東横綱
- 前場所:2026年9月場所12勝3敗、幕内優勝
- 所属:二所ノ関部屋
- 九州場所初日:11月8日
- 目標:2場所連続、通算7回目の幕内優勝
日本相撲協会の最新プロフィールでも、11月場所の番付は東横綱となっている。11月1日時点では本場所の取組前であり、成績は0勝0敗だ。
ただし、秋場所の優勝や秋巡業の完走だけで、左肩が医学的に完全回復したと断定することはできない。今後の判断材料になるのは、九州場所で15日間を通して安定した相撲を取れるかどうかだ。
【2026年最新成績】初場所から秋場所までの星取と経歴を一覧
大の里の2026年は、好調と不調の振れ幅が大きい一年だった。日本相撲協会の公式力士プロフィールに掲載されている場所別成績を確認すると、春場所と夏場所の休場が、その後の成績に大きく影響したことが分かる。
まず、2026年の場所別成績と横綱昇進までの主な節目を整理しておこう。
特に注目すべきは、春場所の0勝4敗11休と夏場所の全休だ。横綱として土俵に立てない状態が2場所続いた一方、名古屋場所では15日間を取り切って9勝6敗まで戻した。
そして秋場所では12勝3敗。休場明けの2場所で段階的に出場機会を増やし、最終的に優勝まで到達したことが2026年の最大のトピックだ。
【大の里の休場の経緯】左肩の負傷から復帰まで何があった?
大の里の休場を理解するうえで重要なのは、2026年3月に突然負傷したという単純な話ではないことだ。発端は2025年11月の九州場所にさかのぼる。
2025年11月:九州場所で左肩を負傷
2025年11月23日の九州場所千秋楽、大の里は日本相撲協会に診断書を提出し、休場した。
診断名は左肩鎖関節脱臼。1カ月間の安静加療が必要とされた。負傷したのは13日目の安青錦戦だったと、師匠の二所ノ関親方が説明している。
当時、大の里は14日目を終えて11勝3敗。優勝争いの中心にいたが、千秋楽の豊昇龍戦は不戦敗となった。2023年5月の初土俵以来、初めての休場でもあった。
2026年1月:初場所は10勝5敗
年明けの初場所では復帰を果たしたものの、成績は10勝5敗だった。横綱として期待される優勝争いには届かず、左肩の不調が長引いていたことも報道されている。
この段階では、土俵に戻ったことと、本来の力を発揮できる状態に戻ったことは別だった。
2026年3月:春場所は4日目から休場
春場所では初日から3連敗。4日目の3月11日、日本相撲協会に診断書が提出され、休場が発表された。
診断書の内容は左肩関節脱臼のため3週間の安静加療を要する見込みというものだった。
師匠の二所ノ関親方は、左肩に痛みがあり、相撲を取れる状態ではないと説明。前年11月の負傷から回復が長引いていることにも言及した。精密検査を行う方針も示されていた。
春場所の公式成績は0勝4敗11休。初日から3連敗した後、4日目は不戦敗となり、その後は休場した。
2026年5月:夏場所は初の全休
春場所後も回復を優先する必要があり、5月の夏場所は全休となった。公式記録は0勝0敗15休である。
横綱にとって全休は重い決断だ。横綱は番付上の地位が保証される一方、休場が続けば本場所で力を示す機会を失う。大の里にとっては、勝ち星を積み重ねることより、再び15日間戦える状態を整えることが先決だった。
2026年7月・9月:復帰から優勝へ
7月の名古屋場所では9勝6敗。優勝争いに加わる成績ではなかったが、2場所連続休場から本場所に復帰し、15日間を取り切ったことは大きい。
続く9月の秋場所では12勝3敗。6場所ぶり6回目の幕内優勝を決めた。負傷による休場から復帰し、段階的に成績を引き上げた流れが、数字にはっきり表れている。
【大の里の星取表】2026年秋場所12勝3敗の優勝までを検証
2026年9月場所の大の里は東横綱として出場。15日間の星取を確認すると、序盤の好発進、中盤の連勝、終盤の連敗、そして千秋楽の直接対決という展開だった。
秋場所の15日間の成績
2026年9月場所・大の里
15日間の星取
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取組の流れは次のとおりだ。
- 初日~3日目:大栄翔、琴勝峰、琴栄峰に3連勝
- 4日目:高安に敗れて初黒星
- 5日目~12日目:義ノ富士、豪ノ山、美ノ海、隆の勝、藤凌駕、伯乃富士、藤ノ川、熱海富士を破って8連勝
- 13日目:霧島に敗れる
- 14日目:琴櫻に敗れる
- 千秋楽:安青錦に勝利
この星取表から分かるのは、大の里が一度も負け越しの危機に陥らず、12勝を積み上げた一方で、優勝争いは最後まで簡単ではなかったことだ。12日目まで11勝1敗と優位に立ったものの、13日目と14日目に連敗。安青錦と11勝3敗で並んで千秋楽を迎えた。
千秋楽の安青錦戦が優勝を決めた
9月27日の千秋楽、結びの一番で大の里と大関・安青錦が対戦した。両者は11勝3敗で並んでおり、勝者が幕内優勝を手にする相星決戦だった。
大の里はこの一番で安青錦を突き出しで破り、12勝3敗で優勝を決定。6場所ぶり、通算6回目の幕内優勝となった。
終盤の連敗で優勝を逃しかねない状況から、最後の一番を勝ち切った点は評価できる。休場を経て戻ってきた横綱が、優勝の懸かった直接対決で勝利したことに、秋場所の大きな意味がある。
【第75代横綱・大の里とは】本名や出身地、二所ノ関部屋での歩み
大の里泰輝(おおのさと・だいき)
日本相撲協会公式プロフィールより
- 本名:中村泰輝
- 生年月日:2000年6月7日
- 出身地:石川県河北郡津幡町
- 所属部屋:二所ノ関部屋
- 最高位:横綱
- 身長:190cm
- 体重:188kg
大の里の本名は中村泰輝。石川県津幡町出身で、2000年6月7日生まれ。2026年11月時点で26歳だ。日本相撲協会の公式プロフィールには、二所ノ関部屋所属の東横綱として掲載されている。
初土俵から横綱昇進までのスピード出世
大の里は2023年5月場所に初土俵を踏んだ。幕下10枚目格付け出しでのスタートだったが、そこから急速に番付を上げていく。
2023年9月には新十両、2024年1月には新入幕を果たした。2024年5月には小結で12勝3敗を挙げて初の幕内優勝。さらに同年9月にも13勝2敗で優勝し、上位力士としての実力を確立した。
2024年11月場所には大関へ昇進。2025年3月、5月と連続優勝を果たし、5月28日に日本相撲協会の番付編成会議と理事会で横綱昇進が決定した。
これにより誕生したのが、第75代横綱・大の里だ。横綱在位は2025年7月からとなっている。
幕内優勝6回の内訳
2026年秋場所終了時点で、大の里の幕内優勝は通算6回。優勝場所は次のとおりだ。
- 2024年5月場所:12勝3敗
- 2024年9月場所:13勝2敗
- 2025年3月場所:12勝3敗
- 2025年5月場所:14勝1敗
- 2025年9月場所:13勝2敗
- 2026年9月場所:12勝3敗
日本相撲協会の公式記録では、幕内優勝6回のほか、殊勲賞2回、敢闘賞3回、技能賞3回も記録されている。短い現役期間で、複数の三賞と優勝実績を積み重ねてきたことが分かる。
【大の里の得意技】突き・押し・右四つ・寄りの強さを分析
大の里の得意技は、日本相撲協会の公式プロフィールによると、突き・押し・右四つ・寄りの4つ。大型の体格を生かした前進力と、相手を組み止めてから攻める力の両方を持つ。
突き・押し
相手の胸や上体に圧力をかけ、土俵際まで前進する攻め。相手に十分な体勢を作らせないことが強みになる。
右四つ・寄り
右四つの体勢から相手を組み止め、腰と足の力を使って前進する攻め。相手の動きを封じながら勝負を決める。
公式データに見る決まり手の傾向
日本相撲協会が掲載する過去6場所の決まり手傾向では、次のような数字が示されている。
大の里の決まり手の傾向
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最も多いのは寄り切りで38%。続いて押し出しが19%、叩き込みが14%となっている。
この数字から読み取れるのは、大の里の相撲が単なる力任せの押し相撲ではないということだ。前に出る力を基本としながら、組んだ状態から勝負を決める能力も備えている。
今後の課題は左肩への負担と15日間の安定感
一方、2026年の成績を振り返ると、最大の課題は負傷を抱えた状態で本場所を戦い続けられるかという点だ。
左肩の負傷を経験した大の里にとって、突きや押しは強みであると同時に、相手とぶつかる際に負担がかかり得る攻めでもある。実際の医学的な負担や再発リスクは診断や検査なしには判断できないが、今後の取組では攻めの強さと身体のコンディションをどう両立するかが注目される。
横綱としての評価をさらに高めるには、優勝回数だけでなく、年間を通じて安定して出場し、上位力士との対戦でも自分の相撲を取り切れることが重要だ。
【大の里に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:大の里は現在何歳ですか?
A1:2000年6月7日生まれで、2026年11月1日時点では26歳です。石川県河北郡津幡町出身です。
Q2:大の里は2026年秋場所で何勝何敗でしたか?
A2:12勝3敗です。9月27日の千秋楽に安青錦を突き出しで破り、6場所ぶり6回目の幕内優勝を果たしました。
Q3:大の里が2026年春場所と夏場所を休場した理由は何ですか?
A3:左肩の負傷が長引いたためです。春場所は左肩関節脱臼で3週間の安静加療が必要との診断書が提出され、4日目から休場。夏場所も全休しました。
Q4:大の里は何代目の横綱ですか?
A4:第75代横綱です。2025年5月28日に横綱昇進が決定し、同年7月場所から横綱として土俵に上がっています。
Q5:大の里の得意技は何ですか?
A5:突き、押し、右四つ、寄りです。公式データでは寄り切りが決まり手の38%を占めています。
Q6:大の里は2026年11月場所に出場しますか?
A6:11月1日時点で東横綱に番付されており、九州場所への出場に向けて調整しています。10月の秋巡業を完走し、10月31日には体調が良いと話しています。九州場所は11月8日初日です。
まとめ:大の里の復活は本物か、九州場所で問われる横綱の真価
大の里の2026年は、左肩の負傷による休場と、復帰後の優勝という大きな浮き沈みを経験した一年だった。
初場所10勝5敗、春場所途中休場、夏場所全休、名古屋場所9勝6敗。そして秋場所12勝3敗で幕内優勝6回目。数字を追うと、復帰直後から一気に本来の成績へ戻ったのではなく、段階を踏んで状態を上げてきたことが分かる。
11月1日時点では、秋巡業を19日間完走し、本人も体調の良さを語っている。九州場所では、昨年の負傷による千秋楽休場を乗り越え、2場所連続優勝と通算7回目の賜杯を目指す。
今後、大の里を評価する際に注目したいのは、次の3点だ。
- 出場の安定性:15日間を通して休場せずに戦えるか。
- 左肩の状態:突き・押しを中心とした本来の相撲を継続できるか。
- 上位対決:安青錦、霧島、琴櫻らとの対戦で安定して勝ち星を重ねられるか。
大の里には、26歳という年齢と、幕内優勝6回という実績がある。2026年秋場所の優勝は、単なる一場所の好成績ではなく、横綱として再び頂点を争うための大きな一歩だった。
真の復活を証明する舞台は、11月8日に初日を迎える九州場所だ。優勝争いだけでなく、15日間をどのような内容で戦い抜くのか。第75代横綱・大の里の次の挑戦から目が離せない。 (あわせて読みたい:『義母と娘のブルース』子役は誰?横溝菜帆の現在と2026年最新出演作を徹底解説) (出典: 大 ノ 里(Yahoo!ニュース))