杉原杏璃の株式投資はなぜ成功?30万円から億り人への道と2026年の現在を徹底解説
タレント・実業家として活動する杉原杏璃は、23歳だった2005年に元手30万円で株式投資を始め、約5年で資産1,000万円を築いたことで知られる。その後も投資を続け、30歳前後には億単位の資産を持つ「億り人」の仲間入りを果たした。2025年8月のFRIDAYデジタルのインタビューでも、その投資経験と銘柄選びの考え方が紹介されている。 (あわせて読みたい:巨人先発ローテーション予想2026|開幕候補とシーズン実績・登板間隔を徹底検証)
ただし、30万円だけを運用して1,000万円に増やしたという単純な成功談ではない。本人の説明によれば、芸能活動で得た収入も投資資金に加えながら、時間をかけて資産を積み上げてきた。リーマン・ショックによる資産半減、JALやタカタなどの投資失敗、ゲーム関連株への投資、株主優待投資家・桐谷広人との交流など、その歩みには成功と失敗の両方がある。
2026年は投資歴20年以上の経験を生かし、投資アカデミーの第五期講座や新刊『50代からの「女性のお金と人生」リスタート計画』でも活動。現在の資産額や保有銘柄の実態を含め、杉原杏璃の株式投資が成功した背景を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 投資の始まり:2005年、23歳のときに元手30万円で株式投資を開始。約5年で資産1,000万円に到達した。
- 成功の背景:ゲーム関連株への投資、企業業績の研究、利益確定ルールの設定など、経験を通じて投資手法を確立した。
- 2026年の現在:億単位の資産を築いた投資家として活動し、投資アカデミー第五期や新刊を通じて資産形成の知識を発信している。
【23歳で株を始めた理由】芸能活動の収入不安と元手30万円の決断
杉原杏璃が株式投資を始めたのは2005年。23歳のときだった。
1982年6月12日生まれ、広島県出身の杉原は、16歳で芸能界に入り、19歳で上京。グラビアアイドルとして活動するため、オーディションやレッスンを重ねていた。
しかし、芸能活動だけでは安定した収入を得られず、生活費の問題に直面する。自分でマンションを借りていたため、仕事が少ない時期でも家賃や光熱費は発生する。アルバイトを始めても、突然入るオーディションや仕事に対応できなくなるという事情もあった。
2025年5月に公開されたセゾンのくらし大研究の本人執筆コラムでは、当時の生活状況や投資を始めた経緯が詳しく説明されている。貯金が減っていくなか、親に仕送りを頼ることも避けたいと考え、お金を増やす方法として株式投資に目を向けた。
投資を始めたきっかけは「お金に働いてもらう」という発想
当時はネット証券が普及し始めた時期だった。現在のようにスマートフォンで簡単に情報収集できる環境ではなかったものの、携帯電話やノートパソコンを使えば、自宅から株式を売買できた。
杉原は株式投資を始める際、証券会社の入門書を1冊読むなど、基本的な知識を得て証券口座を開設したという。最初から専門的な金融知識を持っていたわけではない。
当時の貯金は約100万円。そのうち約30万円を投資に回した。生活資金をすべて投入するのではなく、残りの資金を確保しながら始めたことが、結果的に投資を続ける余地につながった。
最初に買ったのは東京ドーム株
杉原が最初に購入した銘柄は東京ドームだった。
広島出身で、熱心な広島東洋カープファンだった杉原は、東京ドームで開催されるカープ戦を観戦できる株主優待に興味を持ったという。
最初から企業分析を徹底して銘柄を選んだわけではなく、自分が好きな野球や身近なサービスを入り口にした点が特徴的だ。
ただし、2025年のFRIDAYデジタルのインタビューでは、購入した株数では優待を受けるための基準を満たしていなかったことが後から分かったと振り返っている。
この経験は、株主優待の内容だけでなく、必要な保有株数や権利確定日などを確認する必要性を示している。
【30万円から1,000万円、そして億り人へ】成功までの投資歴を検証
杉原杏璃の投資実績で最も知られているのが、元手30万円から約5年で資産1,000万円に到達したというエピソードだ。
さらに、2025年8月のFRIDAYデジタルのインタビューでは、1,000万円を突破してから約4〜5年後に億り人になったと紹介されている。
つまり、23歳で投資を始めてから、30歳前後までの約10年間で大きな資産形成を実現したことになる。
30万円が1,000万円になった仕組み
ここで注意したいのは、最初の30万円だけを5年間運用し、複利だけで1,000万円にしたわけではないという点だ。
2024年5月のOWNERS.COMのインタビューで、杉原は最初に30万〜40万円程度から始め、その後、本業のギャラなども補いながら5年ほどかけて1,000万円を積み上げたと説明している。
この違いは重要だ。元手30万円を約33倍にしたという話と、30万円を出発点に追加資金や運用益を積み重ねて資産1,000万円に到達したという話では、投資成績の意味が異なる。
杉原の成功は、少額からのスタートに加え、仕事で得た収入を再投資に回し、時間をかけて資産を増やした結果として理解するのが適切だ。
リーマン・ショックが投資家としての転換点に
順調に見えた投資生活にも、大きな試練があった。
2008年のリーマン・ショックだ。株式市場全体が急落し、杉原の保有資産も一時的に半分程度まで減少したという。
2024年7月のCHANTO WEBのインタビューでは、当時は十分な知識を持って売買していたわけではなく、暴落後もすぐに株を手放さなかったことが、結果的に資産回復につながったと振り返っている。
その後、2010年ごろの相場回復によって、当時の含み損はほぼ取り戻せたという。
しかし、単に保有を続ければよいと考えるようになったわけではない。リーマン・ショックを経験したことで、企業業績やニュース、チャートなどを本格的に勉強するようになった。
ゲーム関連株が資産形成を加速させた
杉原の資産形成を語るうえで欠かせないのが、ゲーム関連株への投資だ。
2009年ごろには、携帯電話向けゲームを提供していたグリーやディー・エヌ・エー(DeNA)などの企業に注目。自身がゲーム好きだったこともあり、実際に遊んで面白いと感じたゲームの開発・運営企業を調べて投資していた。
その後、スマートフォンゲーム市場が拡大すると、ガンホーなどの関連銘柄にも投資した。
特に『パズル&ドラゴンズ』の大ヒットで知られるガンホー株は、2013年から2014年にかけて、1年足らずで株価が50倍以上に上昇したとFRIDAYデジタルは報じている。
もちろん、すべての利益が一つの銘柄から生まれたわけではない。小型のゲーム関連株ではデイトレードやスイングトレードを行い、任天堂やソニーなどの大型株は中長期で保有するなど、投資期間を使い分けていた。
こうした投資を積み重ね、1,000万円を突破した後、約4〜5年で億単位の資産を築いた。本人も、アベノミクスや東京オリンピック招致などによる株式市場全体の上昇が、大きなリターンにつながった背景として挙げている。
【杉原杏璃の投資手法】銘柄選び・利益確定・資産分散のルール
杉原杏璃の投資スタイルは、単純な長期保有でも、毎日の売買を繰り返すデイトレード一辺倒でもない。
自分が理解できる業界を中心に銘柄を選び、銘柄の特徴や相場環境に応じて売買する。さらに、利益確定の目安をあらかじめ決めておくことを重視している。
ルール1:自分が好きで理解できる企業を選ぶ
杉原が一貫して重視しているのは、自分の興味や関心を銘柄選びに反映することだ。
野球が好きだから東京ドーム株、ゲームが好きだからゲーム関連企業というように、日常生活のなかで接点を持てる企業を投資対象として調べる。
好きな商品やサービスであれば、新商品が発売されたときの反応や利用者の評判、人気の変化などを自然に観察できる。企業のニュースにも関心を持ちやすくなる。
ただし、好きな会社だから株価も上がるとは限らない。本人も企業の業績やチャートを学ぶようになったと語っており、興味は調査の入口であって、購入の最終判断ではない。
ルール2:利益確定の目安を決めて欲張らない
株式投資では、含み益が増えるほど「もう少し上がるかもしれない」と考えやすい。
杉原は過去に、利益が出ている段階で売却を見送り、その後の株価下落によって利益を減らした経験を何度もしたという。
2023年1月の文春オンラインのインタビューでは、長期投資を除く個別株について、5〜15%程度の利益が出たら売却する目安を設けていると説明している。
また、集英社オンラインに掲載された本人の投資解説では、一般的な個別株は15%、長期投資を想定した銘柄は30%を利益確定の目安にするという考え方も紹介されている。
こうした数字は相場環境や投資時期によって異なる。すべての銘柄に当てはめる固定ルールではなく、利益を確保するために自分なりの基準を持つことがポイントだ。
ルール3:売買用と分析用の端末を分ける
杉原は、注文操作のミスを防ぐため、チャートや株価を見る端末と、実際に注文する端末を分ける方法も実践している。
パソコンやタブレットで値動きを確認し、売買するときはスマートフォンで注文する。画面を切り替えて一呼吸置くことで、価格や株数の入力間違いを防ぐ狙いがある。
注文ミスによる損失を実際に経験したからこそ生まれた、実務的な対策だ。
2024年時点で公開された資産ポートフォリオ
2024年5月のOWNERS.COMのインタビューでは、杉原が当時の投資ポートフォリオについて説明している。
その内訳は、株式40%、事業40%、暗号資産10%、不動産投資4%、FX3%、投資信託3%だった。
この数字から分かるのは、彼女の資産形成が株式投資だけで完結していないことだ。株式と自らの事業を中心に、不動産や暗号資産などにも分散していた。
なお、これは2024年のインタビュー時点の構成であり、2026年10月現在の最新ポートフォリオを示す数字ではない。

【保有銘柄・東京ドーム株・株主優待】桐谷広人との関係も解説
杉原杏璃の保有銘柄を調べる人が特に気にするのが、東京ドーム株やゲーム関連株、株主優待銘柄だ。
しかし、過去に購入した銘柄と現在保有している銘柄は区別する必要がある。2025年8月のFRIDAYデジタルの記事では、杉原の個別株保有数は約30銘柄と紹介されているものの、具体的な銘柄の全リストは有料記事で扱われている。
杉原杏璃と関連人物・銘柄の関係一覧
| 時期・人物・銘柄 | 関係・出来事 | 確認できるポイント |
|---|---|---|
| 2005年・東京ドーム | 初めて購入した株式 | 広島カープの試合観戦への期待が購入のきっかけ。優待の必要株数を満たしていなかったことも後に判明。 |
| 2008年・リーマン・ショック | 投資人生の大きな転換点 | 保有資産が約半分に減少。企業業績やチャートを本格的に学ぶ契機になった。 |
| 2009年以降・グリー、DeNA | 携帯ゲーム関連株への投資 | 自身のゲーム好きという関心を生かして銘柄を選択。 |
| 2013〜2014年・ガンホー | スマートフォンゲーム関連株への投資 | 『パズル&ドラゴンズ』の大ヒットを背景とする株価上昇局面で利益を積み重ねた。 |
| 任天堂・ソニー | 大型株への中長期投資 | ゲーム関連の小型株とは異なる保有期間で運用。 |
| 桐谷広人 | 株式投資の情報交換をする株仲間 | 株主優待の活用方法や飲食関連銘柄について交流。 |
| 2021年4月23日・東京ドーム | 東京ドーム株が上場廃止 | 三井不動産の連結子会社化に伴い、東京ドーム株の市場上場が終了。 |
東京ドーム株は現在も購入できるのか
結論からいえば、かつての東京ドーム株は現在の証券市場では購入できない。
日本取引所グループの公式発表によると、東京ドーム株は2021年4月23日に上場廃止となった。三井不動産以外の株主が保有する株式を対象とした株式併合が承認されたことなどが理由だ。
したがって、杉原の最初の購入銘柄として東京ドーム株を紹介することは正しいが、2026年現在の投資候補として紹介するのは誤りになる。
株主優待投資家・桐谷広人との交流
杉原と桐谷広人の関係も、投資スタイルを理解するうえで興味深い。
桐谷広人は、株主優待券や優待品を活用した生活で知られる元プロ棋士の個人投資家だ。杉原とは2010年代から投資イベントなどで共演し、投資手法について意見交換をしてきた。
2019年8月の楽天証券のトウシルでは、桐谷と杉原がそれぞれの投資スタイルを語る対談が掲載された。桐谷の優待を重視する「草食投資」と、杉原の値上がり益を重視する「肉食投資」という対比も紹介されている。
2025年には杉原の公式ブログでも、桐谷と株主優待券を使って食事をしたことが報告された。本人はもともと値上がり益を狙うキャピタルゲイン派だったが、桐谷の影響で優待生活にも関心を広げている。
2026年1月のデイリースポーツの記事でも、前年5月に桐谷とランチをし、飲食関連銘柄などの情報交換をしたことが紹介された。人気が出そうな店舗のリストを作り、株価が下がったときの購入に備えるという考え方も語っている。
二人の関係は、単なるテレビ共演者というより、異なる投資スタイルを持つ個人投資家同士の交流と見るのが自然だ。
現在の保有銘柄は公開されている?
過去のインタビューで名前が出た銘柄には、東京ドーム、グリー、DeNA、ガンホー、任天堂、ソニーなどがある。
ただし、これらは投資歴のなかで購入・保有したことが紹介された銘柄であり、2026年現在もすべて保有しているという意味ではない。 (あわせて読みたい:茨城地震で震度5弱はどこ?2026年4月・6月・8月の揺れと備えを徹底解説)
現在の個別銘柄については、約30銘柄を保有しているとの2025年の報道があるものの、一般公開された最新の完全な保有リストは確認できない。過去の保有実績を、そのまま現在の推奨銘柄と受け取らないことが大切だ。
【杉原杏璃の投資の失敗談】JAL・タカタ・大塚家具で学んだリスク
杉原杏璃の投資経験が参考になる理由は、成功した銘柄だけでなく、大きな損失を出した経験も語っていることだ。
実際、彼女は何度も投資をやめようと思ったことがあるという。
JAL株の上場廃止で大きな損失
2010年、日本航空(JAL)は経営破綻を経て上場廃止となった。
杉原はJALの復活を期待して株式を購入していたが、最終的には投資資金の大きな損失につながった。広島の実家に帰る際にも使えるなど、株主優待に魅力を感じていたことも背景にあった。
しかし、知名度の高い大企業だからといって、経営危機に陥らないとは限らない。企業のブランドや過去の実績だけでは投資リスクを判断できないことを実感した経験だった。
タカタや大塚家具への投資でも失敗
杉原は、エアバッグメーカーのタカタや大塚家具への投資でも損失を経験したと、文春オンラインのインタビューで明かしている。
特に大塚家具については、自分自身が店舗を利用し、商品にも愛着があったことが投資判断に影響したという。
企業への好感や商品への愛着が強くなると、経営状況が悪化しても「何とかなるだろう」と考えてしまいやすい。
杉原自身も、企業の中身を十分に調べず、会社の知名度や規模を理由に判断したこと、損失を認められず深追いしたことを反省点として挙げている。
アンジェス株では数百万円規模の含み損も
もう一つ印象的なのが、バイオベンチャーのアンジェスに関する失敗だ。
杉原は2014年ごろから同社株を保有していた。新薬への期待や新型コロナウイルスのワクチン開発に関するニュースで株価が大きく上昇した際、保有株の半分は利益確定したものの、残りについてはさらなる上昇を期待して保有を続けたという。
ところが、期待していた展開にはならず、本人は数百万円規模の含み損になったと2023年の文春オンラインで語っている。
ここには、投資で利益が出た後に陥りやすい心理的な落とし穴がある。半分の利益を確保できていても、残りの株でさらに利益を得たいと考えることで、結果的に大きな含み損を抱えてしまうことがある。
100万円の誤発注という意外な失敗
市場の変動とは別に、売買操作そのものによる失敗もある。
楽天ブックスの杉原への相談企画では、デイトレードを始めたころ、売却注文の数字を入力し間違え、予定より100万円も安い価格で売却してしまった経験が紹介されている。
また、文春オンラインでも、注文価格の入力を誤った経験から、売買用と閲覧用の端末を分けるようになったと説明している。
相場を正しく読めていても、注文ミス一つで損失が発生する。投資においては、企業分析だけでなく、注文時の確認作業も欠かせない。
杉原杏璃の失敗から分かる4つの教訓
これらの失敗を整理すると、杉原の投資哲学がどのように変化したのかが見えてくる。
- 有名企業や大企業という理由だけで購入しない。
- 企業への愛着と投資判断を切り離す。
- 利益確定の基準を決め、欲張りすぎない。
- 注文価格や株数を必ず確認し、操作ミスを防ぐ。
投資の成功は、常に正しい判断をすることではない。失敗の原因を分析し、次の取引で同じ間違いを繰り返さない仕組みを作ることも、長く市場に残るための大切な要素だ。

【杉原杏璃の資産額は現在いくら?】2026年の活動と最新著書
杉原杏璃の現在の資産額については、億単位の資産を築いたことが複数のメディアで報じられている。ただし、2026年10月現在の正確な総資産額を示す最新の公的な資産開示はない。
金融資産は数億円規模と紹介されたことも
2024年6月のゴールドオンライン掲載プロフィールでは、杉原は金融資産数億円を運用する投資家として紹介された。
また、同年10月のABEMA TIMESのインタビューでも、億単位の資産を築いたことが取り上げられている。
一方、杉原自身はセゾンのくらし大研究の2025年5月のコラムで、投資開始から約10年でトータル1億円の利益を出したと説明している。
ここで区別したいのは、金融資産、累計利益、事業収益はそれぞれ異なる数字だという点だ。累計利益が1億円だから現在の金融資産も1億円というわけではなく、金融資産が数億円と紹介されていても、それがすべて株式の運用益という意味ではない。
実際、2024年に公開されたポートフォリオでは株式以外に事業や不動産、暗号資産なども含まれていた。現在の正確な資産額を知るには、これらを区別して考える必要がある。
2026年1月発売『50代からの「女性のお金と人生」リスタート計画』
2026年の杉原杏璃の活動で大きな話題となったのが、三笠書房から発売された新刊だ。
書名は『50代からの「女性のお金と人生」リスタート計画』。発売日は2026年1月13日、ISBNは9784837940715、定価は税込1,760円となっている。
株式投資だけに限定せず、女性が人生の後半を充実させるためのお金の貯め方・増やし方、仕事、健康、人間関係、時間の使い方などを扱った一冊だ。
出版社の三笠書房によれば、自分が本当にやりたいことを見つけ、お金と時間を自分のために使う「自分リスタート」の5つのステップを紹介している。
なお、タイトルに50代とあるが、杉原自身が50代になったという意味ではない。1982年生まれの杉原は、2026年10月現在44歳。50代を迎える女性に向けた人生設計の提案として出版されたものだ。
2026年7月には新刊記念インタビューも公開
2026年7月31日には、ゴールドオンラインが運営する「話題の本.com」で、同書の刊行を記念した杉原のインタビュー記事と約20分の動画が公開された。
内容は、投資を始めた理由、お金との向き合い方、資産形成、健康、夢や生きがいなど。株式投資で資産を築いた経験を、人生全体の設計に結びつけている点が特徴だ。
投資アカデミーは2026年に第五期を開講
杉原は投資経験を自分だけのものにせず、初心者向けの教育活動にも取り組んでいる。
2022年3月には「杉原杏璃の投資アカデミー」を開講。第一期は3カ月間の講座で、株式投資の基礎から短期売買、長期売買、低位株、銘柄の実例、情報収集までを扱っていた。
そして2026年には第五期の株式投資入門講座を実施。公式募集ページによると、募集期間は2026年7月13日から8月31日まで、受講期間は9月1日から11月30日までで、定員は30人だった。
講義動画は全12本、合計約5〜6時間。月2回の勉強会に加え、受講生向けの懇親会も予定されている。
2026年10月31日現在は、第五期の受講期間中に当たる。募集自体は8月31日に終了しているため、現在も同じ条件で新規募集していると考えるのは正確ではない。
公式サイトでは、株式投資の基礎知識や新NISAの活用方法など、初心者が最初に知っておきたい内容を学習テーマとして掲げている。
投資家としての経験を発信するだけでなく、講座やオンラインサロンを通じて投資を学ぶ場を提供していることも、2026年の活動の特徴だ。
【プロの結論】杉原杏璃の株式投資は初心者にも再現できるのか
杉原杏璃の投資実績から学べることは多い。しかし、30万円から億単位の資産を築いたという結果だけを見て、同じ方法を実践すれば同じ利益を得られると考えるのは危険だ。
彼女の投資には、ゲーム関連株の成長、アベノミクス期の株式市場の上昇、スマートフォンゲーム市場の拡大など、本人の努力だけでは決められない市場環境も影響している。
また、銘柄によっては短期売買で積極的に利益を狙う一方、大型株を中長期で保有するなど、複数の投資手法を使い分けてきた。
杉原流の投資から学びやすい人
- 普段から興味を持っている企業や業界がある人。
- 企業の業績やニュースを自分で調べる習慣をつけられる人。
- 短期的な値動きに振り回されず、一定期間資金を運用できる人。
- 利益確定や損失への対応について、自分なりのルールを作れる人。
- 株式投資だけに依存せず、仕事や貯蓄など複数の収入・資産形成手段を持てる人。
おすすめできない投資の考え方
- 生活費や近い将来に使う予定のお金まで投資に回す。
- 有名人が紹介したという理由だけで銘柄を購入する。
- 企業の経営状況を確認せず、株価の上昇だけを期待する。
- 含み損を認められず、根拠なく買い増しを続ける。
- 短期間で億単位の資産を築こうとして、過度なリスクを取る。
特に注目したいのは、杉原が最初の投資で成功した後、リーマン・ショックや個別企業の経営破綻を経験し、投資の勉強を深めていったことだ。
最初から完成された投資家だったわけではない。むしろ、失敗を通じて銘柄の調べ方や売却のタイミング、リスク管理の方法を身につけていった。
「株は夢をかなえる道具」という考え方も、単に株でお金持ちになるという意味ではない。投資によって経済的な選択肢を広げ、自分の仕事や生活、将来の目標を実現しやすくするという考え方に近い。
杉原杏璃の株式投資に関するよくある質問(FAQ)
Q1:杉原杏璃は何歳から株式投資を始めましたか?
A1:2005年、23歳のときに株式投資を始めた。元手は約30万円で、最初に購入した銘柄は東京ドーム株だった。
Q2:杉原杏璃は30万円を本当に5年で1,000万円にしたのですか?
A2:約5年で資産1,000万円に到達したことは複数のインタビューで紹介されている。ただし、30万円だけの運用益ではなく、本業の収入なども追加しながら資産を積み上げたというのが本人の説明だ。
Q3:杉原杏璃の現在の資産額はいくらですか?
A3:億単位の資産を築いたことや、2024年時点で金融資産数億円を運用しているとの紹介がある。ただし、2026年10月現在の正確な総資産額は公表されていない。
Q4:杉原杏璃の現在の保有銘柄は何ですか?
A4:過去の投資先としてグリー、DeNA、ガンホー、任天堂、ソニーなどが紹介されている。2025年の報道では約30銘柄を保有しているとされるが、2026年現在の全銘柄リストは一般公開されていない。
Q5:杉原杏璃が最初に買った東京ドーム株は現在も買えますか?
A5:買えない。東京ドーム株は三井不動産の連結子会社化に伴い、2021年4月23日に上場廃止となった。
Q6:杉原杏璃と桐谷広人はどのような関係ですか?
A6:株式投資について情報交換をする株仲間だ。桐谷の株主優待投資からも影響を受け、杉原自身も優待券を活用した生活を楽しむようになっている。
Q7:2026年の杉原杏璃の最新著書は何ですか?
A7:三笠書房から2026年1月13日に発売された『50代からの「女性のお金と人生」リスタート計画』。資産形成だけでなく、健康、仕事、人間関係、人生の楽しみ方などを扱っている。
まとめ:杉原杏璃の投資成功の本質は経験とリスク管理にある
杉原杏璃の株式投資は、2005年に23歳で始めた30万円の小さな挑戦からスタートした。約5年で資産1,000万円に到達し、その後もゲーム関連株などへの投資を通じて、億単位の資産を築いた。
しかし、その道のりは決して順風満帆ではない。リーマン・ショックによる資産半減、JALやタカタ、大塚家具、アンジェスなどでの損失、売買注文の入力ミスなど、数々の失敗を経験している。
そうした経験から生まれたのが、好きで理解できる企業を選ぶこと、利益確定の基準を決めること、知らない業界に安易に手を出さないこと、そして注文ミスを防ぐ仕組みを作ることだった。
2026年は、投資アカデミー第五期の開講や『50代からの「女性のお金と人生」リスタート計画』の出版など、投資と人生設計を結びつけた活動を続けている。
杉原杏璃の成功から本当に学ぶべきなのは、30万円を億単位に増やすという派手な数字だけではない。自分が理解できる対象に投資し、失敗から学び、資産を守りながら長く続ける姿勢だ。
株式投資は、誰もが短期間で億り人になれる方法ではない。それでも、生活を守る資金を確保し、無理のない金額から学び、長期的な視点で資産形成に取り組むことは、多くの人にとって参考になる。杉原が掲げる「株は夢をかなえる道具」という考え方には、お金を増やすことの先にある、自分らしい人生を選ぶためのヒントが込められている。
主な事実確認資料: セゾンのくらし大研究、FRIDAYデジタル、文春オンライン、CHANTO WEB、OWNERS.COM、ゴールドオンライン、デイリースポーツ、日本取引所グループ、三笠書房、杉原杏璃公式サイト。 (あわせて読みたい:【テレビ出演歴と評判】Wコロン時代から現在までの評価) (出典: 杉原 杏 璃 株(Yahoo!ニュース))